◆ 二ヶ月前の5月16日、東京の朝日テレビ本社ディレクターから職場に電話。午後3時半だというのに、これから東京を出発して但東町に行って取材させてほしいと一方的な取材依頼。聞けば、あのニュースステーションの冒頭で使いたいネタだという。取材の中身は、瀋陽総領事館に対してのコメント、警備官に関する事実関係、チャイナスクールと呼ばれるグループ、鈴木宗男氏に関して等々。
今から羽田空港に向かい、但馬空港経由で但東まで行ったら放送まで間に合うんじゃないかとしきりに話していますが、日本はそんなに狭くないですよ。でも、どうしても今日中に取材して流したいとのことでした。最後には根負けした感じで、顔と名前を出さない約束で承諾。承諾してから、どこでどのように取材するか急遽、検討。20分ほどしてから、また電話があり、隣町の福知山市にスタッフが向っており、勤務終了後にすぐにホテルで待ち合わせ。午後6時、福知山駅前にあるホテルに取材スタッフ3人が既に待機しており、着くなり雑談をしながら趣旨の説明。ホテルの部屋はシングルで、照明は消されてカメラのライトだけ。ブレザー部分だけにライトが当てられ、顔はまったく映っておりませんでしたが、部屋の鏡に後頭部が映っており、見る人が見たら分かる程度でした。
◆ 後で聞いたら、スタッフは和歌山で鯨の取材をした足で直行させられたと話していました。その証拠に鯨の形をした郷土玩具を土産に買ってきたのだと見せてくれました。取材したテープはバイク便で大阪まで届けられ、電送で東京まで送られるそうです。取材が終わったのが、午後7時半近くだったので、大阪までバイクを飛ばして、すぐに編集していたとは神業に近いものだと感心しました。午後9時55分に番組が始まり、さすがにテレビは旬が大切だと話していたディレクターの意味がよく分かりました。放映された顔のない自分の姿を見ながら、犯罪者にも似た嫌な感じだけが残りました。危ない会話はカットされていましたし、上手く編集していたと思います。翌朝、ある著名な評論家が全く同じコメントをしており、苦笑いしてしまいました。こういう話題はテレビでは旬が大切だと思うのですが、個人のHPでは旬が過ぎないと書けない辛さがあります。関係者や知人に迷惑をかけることを配慮すれば、ある程度の時間経過が必要になります。情報源は言えませんが、インターネットから得られる胡散臭い情報とは明らかに違います。
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