ブリトラの「石焼イモ」 
 vol.112
 2007/5/3

 上司である教育次長ののオハコの「石焼イモ」、いつも酔ったときにばかり聞いていたカラオケです。教育次長から借りたCDのジャケットを見てつい引いてしまいました。男性が寄り添いながら、ブリーフ&トランクスというフォークデュオという名前。コミカルでふざけた名前の歌だけど、何故か印象深く面白い曲だな〜って思ってたけど、実際聞いてみるとサイコ〜でした!上司のカラオケしか知らなかっただけに、「石焼き芋屋」のテーマソングとばかり信じていました。タイトルを見ただけでは、ふざけた曲だと感じましたが、実は切ない人生のバラードだったとは・・・。この曲をゆっくり、じっくり聴いてみると最初持った印象がいきなり変わりました。これぞ隠れた名曲です。
 こんな歌があるとは全く知りませんでした。ブリーフ&トランクスという名前も若い人たちには「ブリトラ」と言うほうが理解しやすいようです。「半径5メートル以内の日常生活」をテーマに歌う男性デュオで、通称「黒いゆず」「お笑い系ゆず」「現代版あのねのね」「二人版嘉門達夫」など、いろいろと揶揄されているようです。1993年に結成され、1998年より「さなだ虫」でメジャーデビュー。 「石焼イモ」は1999年9月の曲。この年のこの月に、このホームページを立ち上げたのですが、あんな時に流行った歌だったのかと改めて時代背景を思い出しています。

 星空 木々のざわめき 初めて知った君の香り
 制服姿の2人 待ちわびたこの時を
 好きだよ・・・・・ずっと言えなかった言葉
 今なら 何度でも言えるさ
 目を閉じた君の前髪が 風に揺れてる
 高鳴るこの胸 唇 潤し近付いたその時
 
 この歌を知らない人はこの後の歌詞が「いーしーやーきーいーもー・・・」なんて 想像もできないでしょう・・・。
 なぜここで「石焼イモ」?って思うけどやっぱり、これが最高なのです。1番は16歳、2番は18歳、そして3番は10年後の28歳。二人の出会い、素晴らしい青春時代、充実した日々、結婚、新しい生命の誕生、そしてすれ違いの日々。どこにでもあるようなさりげない日常生活の断片を「石焼イモ」をネタに使いつつ、「人生」の喜怒哀楽を深く描いているのです。

 自分のこれまでの人生を振り返ったり、今日までの様々な出来事が頭を駆け巡りました。 「信じ合って〜寄り添い歩いた道をまた歩き出せたら」・・・・この年齢になって、若かった頃のことを思い出しながら、哀愁溢れるメロディーにジーンと来るものがあります。ふざけた歌?いえいえ、最高の歌でした。歌も上手いし、心に何か残るような聞いてしまう歌でした。でも、どうしても理解できないのが、上司のオハコだということです。忘年会のカラオケは「石焼イモ」に挑戦してみようかと・・・密かに考えています。できれば、上司もそろそろ定年を迎える話をしておりましたので、それまでに覚えて、「送る歌」として披露できたらと日々練習をしております。その練習している脇から、愚妻曰く「いい歌でも性格が悪ければ、送る歌としたら失礼でしょうと・・・・」、確かにそうかも。