◆ たった数センチ幅の名刺を持ち歩くだけではそれほどの意味はありません。市町合併前まで「町を売り込む」意味で、名刺の裏側に小さな文字で町の特産物や施設を刷り込んだ台紙を使っていましたが、読んでくれる人は思うほどに多くありません。これだけパソコンや携帯電話が普及してきた昨今、それをツールとして使わない手はありません。初対面で、あれこれと「私はこういうことをしている、私の考え方はこうである」とすべてを伝えることはできません。 そんなときにホームページを紹介することによって、そのとき多くを語らずとも後でゆっくり見ていただければと思う。勤めている博物館を紹介をするときも、「詳しくは○○」へとURLを紹介するだけで済みます。以前、会議や出張でホームページの威力を感じました。◎◎さんからお知らせを頂いた時も「詳細は○○へ」と○○美術館のURLを教えて頂くだけで事足りましたし、面識のなかった◎◎さんと初めてE-mailで連絡を取ったときも、博物館のホームページのURL一ついれておけば、「興味があれば知ってもらえる」状態になります。
◆ 勤めている博物館の私的ホームページを開設して早くも丸6年になります。ホームページを作ったけれど効果がない。良く聞く言葉です。一方で、施設案内のホームページを作っても効果がないとも言われています。ホームページは作れば効果がでるものではありません。効果的に使うものだと思います。博物館の仕事も表向きと内部での日常業務とがあり、簡単に説明しきれない側面を持っています。極端な言い方をすれば、使い方によっては、ホームページは様々な効果がです。どういった目的でホームページを利用し、どんな効果を得るのか、それを最初に明確にしておくことが重要です。
施設のトップならば私的ホームページぐらいは欲しいものです。普段なかなか職員と打合せや真剣な議論に欠くこともあり、そのときにはホームページを見てもらい何を考えているのか知ってほしいものです。時間がなくなかなか更新できないかも分かりませんが、少しでも更新を重ねることにより、過去のことも理解してもらうことは可能です。どんどん、伝えたい情報を発信して行きます。割り切ってしまえば気が楽です。実はこうやって情報発信していくことが、第一歩なのです。そして、伝えたい情報を考え、整理して発信する。この課程が、大切で、これが戦略作りの第一歩だと思います。 最初から難しいことを考えていては、先には進みません。右に行くか、左に行くか、どちらが正解なのか。どちらも正解かもしれません。
◆ そしてホームページは名刺代わりとして有効に活用していくべきです。しかも良きに付け、悪しきに付け、恐ろしく雄弁な名刺になります。名刺の内容がリアルタイムで変化させることも可能です。日々めまぐるしく変化する最新の情報を印刷物だけで伝えるのは困難です。最新の情報を掲載することが可能で、データベース的に情報を蓄積することもできますから、ホームページを見てもらうことにより、より深く理解してもらうことができます。
伝えたいことをエッセンスとしたホームページを作り、公開することなどで会話では伝えきれない多くの言葉を相手に残すことができます。積極的にホームページを割り切って名刺代わりとして使ってみてはいかがですか。
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