旭山動物園 
 vol.132  2004/9/2

 旭山は札幌でいうならば円山です。標高295mの小高い旭山の麓にある日本最北の動物園でもあります。2000年9月ペンギン館、2002年9月「ほっきょくぐま館」、2004年6月「アザラシ館」と人気施設が次々とオープン。動物本来の生態をいろいろな角度から見ることができる施設に生まれ変わっています。1999年からは「冬の動物園」として11月から3月の冬期にも見学できるようになっています。楽しい動物園として全国的に人気を呼んでいるのが良く理解できます。
 園内には750を越える動物たちが元気に飼育されていて、アムールヒョウやホッキョクグマなどの北方系の動物やエゾヒグマ、キタキツネなどの北海道に生息する動物の展示が特色。「こども牧場」で小動物との触れ合いや野外バードゲージ「ととりの村」で水鳥たちの自然な姿が楽しめるほか、「もうじゅう館」や「さる山」・「ぺんぎん館」などでは、猛獣やサル・ペンギンの生態を観察することができます。
 小動物に直接触れることができる「こども牧場」や様々な角度から観察できる「ととりの村」「もうじゅう館」「さる山」「ぺんぎん館」などあたらしい試みがいっぱいです。2001年にはオランウータンの空中散歩を見ることができる施設もオープンしました。冬季も開園しています。北海道旭川市立旭山動物園は、動物の特徴的な行動を見せる生態的展示デザインで、広く注目を集めている動物園なのです。
 ユニークな取り組みとして、動物の生態を飼育係が説明する「ワンポイント・ガイド」や、8月には夜の動物園の開園、冬期間も冬の動物園を開園するなど、個性的な動物園として全国に知られています。またアムールヒョウなど非常に繁殖が難しいとされる動物14種を、日本で初めて繁殖することに成功するなど、「種の保存事業」の分野でも注目されています。

 ただ檻の中や柵の中で動物を飼っているという形ではなく、「動物を見てもらう」事を強く意識しているなと感じさせる動物園です。ペンギン館では水槽の中にあるチューブ型トンネルを通り、水の中を飛ぶように泳ぐペンギンの姿を見る事が出来る他、ほっきょくぐま館でも水中で泳ぐホッキョクグマをガラス越しに見る事が出来ます。冬の間は間近でペンギンの行進を見る事が出来たりして、動物好きなら大人が行っても楽しめると思います。
 子供の声に目を向けると、キングペンギン11羽が雪の中を行進中。その姿のかわいいこと。羽をピンと左右に広げて、ヨチヨチ歩き。こんな間近でペンギンを見られる機会はめったにありません。しかも、散歩は、雪が積もる冬場だけしかできない貴重なもの。「元々は、ペンギンたちの運動不足解消のために始めたんです」と説明してくれたのは、動物園管理係の山崎哲夫さん。どうせ散歩するなら、お客さんにも見てもらおうと公開したところ、大変な人気を呼んだのだという。このペンギンの散歩をはじめ、同動物園では冬期間、「雪の中の動物園」として冬ならではの動物園の魅力をPRしている。

 旭山動物園の7月入園者数は18万5461人で、東京・上野動物園の14万9197人を抜いて初めて全国一を記録したことが7日、各園の集計(速報値)でわかりました。 今年の総入園者数は6日現在、60万4099人。昨年より19万4340人多く、最終的には初の100万人を突破する勢いです。 旭山動物園は安く楽しめるスポットで★★★★★(五つ星)です。 リピーターも続出していますし、最近はデートスポットにもなりつつあります冬もオープンしている日本最北の動物園です。 おかれている厳しい環境を発想を変えることによって活かしてていく。これも北国ならではの特権なのかも知れません。