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◆ 企画展「DOKI DOKI 縄文ワールド」の関連イベントとして、博物館北側の敷地に竪穴式住居を建設しています。6月から始めて、ようやく骨組みが完成するところです。もともと体験農園として使用していた場所ですが、毎年除草作業が大変だということもあり、何か恒常的に体験で使用できるものがあればと考えていたところです。6月は兵庫県が実施している中学2年生の「トライやるウィーク」を中心に作業を始めました。杉丸太の皮剥ぎから始まり、竪穴の掘り下げ作業。直径6mの円形竪穴住居ですが、約50cmの深さを掘るだけでもかなつきつい仕事でした。これを石器や木器だけの土堀具だけで掘るとなるとかなり大変な作業になるだろうと思います。柱4本の上に梁と桁を組んで終了。
◆ 7月は仕事がバタバタしていたこともあり思うように進まず、雨の日が続いたことも手伝って、せっかく掘り下げた竪穴は水深30cmもあるビオトープに変化していました。まるでカエルの楽園です。草むらからカエルを狙う蛇たちの姿に驚きながら、水を汲み出し、水草を刈り取り、ようやく以前の姿を取り戻しました。8月からは学生と地元ボランティアの協力もあり、杉の皮剥ぎがほぼ終了しました。杉の丸太が乾燥してしまい、皮剥ぎ作業がこんなに辛いものとは思いませんでした。炎天下の中を毎週土曜に作業をお手伝い頂いた皆さんにお礼申し上げます。
8月末になってようやく大雑把な骨組みが完成。想像以上に大きな竪穴式住居になり、10人以上は容易に入れそうです。中央に炉を築き、火を囲みながらの塩作り、縄文料理教室を夏休みに企画しましたが、さすがの炎天下のため思った以上に参加者が少なく残念でした。
9月は入院していたこともあり、作業中止。10月以降は町シルバー人材センターにお願いし、屋根葺きや細かな作業をお願いしました。屋根葺きを経験されていた方もおり、技術の伝承という意味でもきちんとした住居ができそうです。さすがに経験者は要領よくテキパキと作業が進捗していき、頭の中には完成された設計図があり、構造的におかしなところを手直しされながらどんどん形になっていきます。当初は博物館職員を中心としながらボランティアで完成したいと思っていたのですが、想像以上にしんどい作業に素人だけでは無理だと分かりました。やってみて初めて分かる先人の苦労です。私には縄文人にはなれないと心中ひとりで悟りました。
◆ 11月末には完成するメドがたちましたので、冬のイベント等にも大いに活用したいと思います。子供たちの隠れ家的な住居として、夜には大人のワインバーとしてフルに利用できたら楽しいだろうと思います。但馬は雪の多い地方ですので、雪や寒さを楽しむ機会に使いたいと思います。楽しい企画を検討していますので、こんな使い方をしたい、あんな活動に使いたいという希望があれば是非とも博物館まで連絡をください。
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